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子どもがいるから頑張れる(1) - MPHって? -

女性医師の仕事と子育てエッセー
子供がいるからがんばれる(1)―MPHって?―

子供を夜遅くまで保育園に預け、自分の仕事も中途半端、でも私これ以上頑張れない。共働きの臨床医だった夫の協力が得られないことばかりを責め、仕事をやめて家庭に入るしかないかと悩んでいたころ、米国のMaster of Public Health(MPH)を知り、すぐに願書を集め、TOEFL・GREを受験し、それから半年後には二人の子を連れてハワイで大学院生をしていました。

それまで、留学したいと漠然と希望はありましたが、特に英語を勉強してなかったし、子供たちも小さかったので、勉強も自分のペースでと割り切っていました。しかし慣れれば何とかなるもので、半年くらいたつとハードルは高くても魅力的なプログラムに挑戦してみたくなり、1年後には、ハーバード大学公衆衛生大学院に移りました。

 
 

米国では、Public Healthは医学部と同じくらいの規模の学部のことが多く、医学博士を取得するのがかなり難しいこともあって、MPHを取得する医師が多くいます。シニアレジデントが多いですが、72歳の歯科医の同級生もいました。選択可能なプログラムも幅広く、考えるプロセスを重視する米国教育を体験でき、世界中から集まった学生と過ごした学生生活は、充実していました。

“チャンスは自分で掴み取る”