確かに、病院経営という観点からは、オペレーションの部分で非効率やムダである部分がまだまだ多く、それらに対しあまりに無頓着な経営がされていたことは否定しません。だからこそ、今、こんなにも病院経営の改革が大きな課題となっており、企業経営のノウハウの導入が進められているのだと思います。
しかし、このように病院経営が企業経営に学ぶところが多い一方で、顧客一人一人のニーズ、それもサービス提供の緊急性の高い「患者さん」を相手にし続けている医療の現場、看護の現場にも、学ぶべき点は、実は結構あるのではないかと思っています。
大学院の同僚(やはり看護師経験のある)が次のように、ビジネススクールで学んだ感想を述べています。
「やはり実際に理想とする看護を提供するのも、看護の場を作るのも、コストや人員配置その他の具体的なノウハウと、それによって得られるメリットがなければ実現できるものではないし、看護や医療では「コスト」がとても大事だということがわかりました。経営って、利益利益でがつがつしてやな感じ。と思っていましたが、実はそうではなく、医療や看護に応用可能なものがたくさんあり、有意義でした。
医療職以外の友達もたくさんできましたし、新鮮でした。」
自分が今までいた世界を飛び出して、他の業界の人と接し、外から医療の世界を見てみると、またいろんなことが見えてくるものですね。
(ぴぐ)
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