看護展望(メヂカルフレンド社) 2006年3月号
コラム 「いま、なぜ看護界でバランスト・スコアカードか?」
株式会社 Medical CUBIC 深澤優子
看護展望の3月号は、最近 看護界で注目されているバランスト・スコアカード(BSC)
特集です。 BSCの概要、導入事例等とともに充実した特集内容です。
看護のマネジメントのひとつの特徴には 「専門職集団」 であることが挙げられる。
それぞれの看護観が個人の行動を左右するという側面が強く、
組織のビジョンと職員一人ひとりのビジョンを一致させることが非常に難しい。
BSC導入の効果はこの「ビジョンの共有」にあるが、 その過程として、情報の整理がなされ、個々の事象の関連性が目に見え、その中で自分の役割というものがわかる。
その「わかりやすさ」が実は領域を問わずマネジメント上は大切だと考えている。
また、数値目標となる指標について、看護職は「数字であらわせない仕事」をしていると考えがちといわれているが、何も看護職に限ったことではない。
しかし、BSCでは数値で目標を設定することに大きな意味があり、 どの指標を用いれば、「患者さんの満足度」とか「個人の努力」といった一見目に見えない、数字で表せないと考えられやすいものを数字で表すことができるのか、ここもポイントである。
指標にあげる理由の明確さは求められるが、
この指標は自由に設定できるもので、言わばみんなで作ることのできるもの。
「参加型」のマネジメントツールの優位性 についてこのコラムの中で述べている。
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