|
実際の起業のきっかけは、授業などで発表した事業アイデアが大学院生として通学していた医療向け情報システム開発会社のオーナーの目に止まったこと。その会社で新規事業を手がけてみないかと誘いを受けた。【自分にできるだろうか】という不安はあったが、チャンスを生かしたいと、2003年システム開発会社を衣替えしたメディカルキュービックの社長に就任し、看護師などの大学院の同期も役員として経営に参加した。人材紹介部門の立ち上げと情報システム開発部門を任されたが、当初は無愛想な電話応対や接客を改める指導で、社員とけんかになる場面も。 しかし、「一年間で互いに学び合い変わった」。
人材紹介部門は、この一年間の実績が短期の案件を中心に100件程度。訪問入浴などの介護サービス、旅行やCM撮影の付き添いなど。役員秘書などの案件の字中はこれからだが、保険会社の加入者チェックや医療情報システム開発担当などの引き合いは増えつつある。
今後は、優秀な登録スタッフの確保や医療機関以外のニーズのきめ細かい把握などに力を入れる。今年3月の法改正で道が開ける医療職の紹介予定派遣業務への参入も検討中だ。「医療職の新しい活躍の場を広げることで、医療職に多い女性の就業を支援したい」と考えている。 |